Earthquaker Devices Afterneath ユーロラックモジュール〈アースクエイカーデバイセス〉のページ。












 

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Earthquaker Devices Afterneath ユーロラックモジュール〈アースクエイカーデバイセス〉

アフターニースは沢山のショートディレイを重ねて得られる効果を利用したリバーブです。洞窟の中に居る様な錯覚をさせるリバーブや、ショートディレイが散りばめられるリズミックで不思議なリバーブまで、今までのリバーブの概念を覆すエフェクトです!元々はコンパクトペダルとして当社から発売されている物ですが、モジュラーシンセの一部として組み込める様に新たな機能を追加しました。アフターニースモジュールは入出力系統の、Input、Output、Reflectのフィードバック用のSendとReturn、そして9個のコントロールを搭載しています。その内の4つはCV経由で外部からコントロール可能。各CVコントロールは入力されるCV電圧を調整できるノブが付いています。

アフターニースはアナログ回路ですが、エフェクト音はデジタルです。
1. Input:入力された信号のゲイン設定です。楽器レベルの信号(右側に回してください)からモジュラーレベルの信号(左側に回してください)まで対応しています。

2. Dampen:エフェクト信号のトーンの設定。右に回すと暗い音色になり、左に回すと明るい音色になります。

3. Reflect: リバーブのフィードバックの量の設定。右に回す毎に波の押し寄せる様なエコー感が増し、左に回すと通常のリバーブの様な響になります。なお設定を高くするとリバーブが発振します。Reflect Returnのパッチが使われ信号が入力されている場合は、アッテネーターの役割を果します。

4. Mix: エフェクト音の混ざり度合いを設定します。右に回す事により原音の比率が低くなります。完全に原音を切る事はできませんが、Dry Killを使う事によってエフェクト音だけ出力する事が可能になります。

5. Dry Kill: 出力信号から完全に原音を取り除き、エフェクト音だけ出力されます。

6. Drag: アフターニースを特徴付ける最大のポイントはこのDragです。アフターニースはショートディレイを沢山重ねたリバーブで、ディレイ部分を独立してコントロールできます。Dragでリバーブの跳ね返り具合を調節でき、左に回すとディレイの質量が増えリズミックなリバーブに、右に回すとリバーブの跳ね返り感が少なくなりますが独特なリバーブ感を得られます。単音、コード等を一回弾いてDragをゆっくり回してみてください。リバーブの発振も含め、エフェクト音のピッチが変わり残響音がワープしている様なリバーブ効果が得られます。

7. Mode: Dragのエフェクト効果のモードの設定。そしてCVにどの様に反応するかも決定します。モードの種類は9個です(各モードの詳細はModeの説明を参照)。

8. Diffuse:リバーブの広がり方の設定。左に回すとシャープでアタック感の有る質感に、右に回すと静かに波が押し寄せる様なアンビエントな質感になります。

9. Length: リバーブの長さの設定。

10. Mode LED: Dragでどのモードを選んでいるか、色の違いで確認できます。

11. Drag CV Inverting Attenuator: DragをコントロールするCVインプットに入力された電圧の強さを設定します。信号を反転させることもできます。右側に完全に回しきった状態で入力された信号通りの+方向、左に回し切った状態では−方向に反転。12時の方向に設定するとCVは0となります。
12. Mode CV Inverting Attenuator: ModeをコントロールするCVインプットに入力された電圧の強さを設定します。信号を反転させることもできます。右側に完全に回しきった状態で入力された信号通りの+方向、左に回し切った状態では−方向に反転。12時の方向に設定するとCVは0となります。

13. Diffuse CV Inverting Attenuator: DiffuseをコントロールするCVインプットに入力された電圧の強さを設定します。信号を反転させることもできます。右側に完全に回しきった状態で入力された信号通りの+方向、左に回し切った状態では−方向に反転。12時の方向に設定するとCVは0となります。

14. Length CV Inverting Attenuator: LengthをコントロールするCVインプットに入力された電圧の強さを設定します。信号を反転させることもできます。右側に完全に回しきった状態で入力された信号通りの+方向、左に回し切った状態では−方向に反転。12時の方向に設定するとCVは0となります。

15. Drag CV Input: 外部のCVをを利用してDragをコントロールできます。

16. Mode CV Input: 外部のCVをを利用してModeをコントロールできます。

17. Diffuse CV Input: 外部のCVをを利用してDiffuseをコントロールできます。

18. Length CV Input: 外部のCVをを利用してLengthをコントロールできます。

19. Audio Input: 楽器レベルからモジュールレベルの入力信号に対応しており、Inputノブを使用して入力信号のゲインを設定します。

20. Reflect Send: Reflectのフィードバック経路に外部の機器を加える事を可能にします。ここからの出力をパッチしても内部のフィードバック信号経路には影響を与えません。

21. Reflect Return: ReflectのSendを介して接続された外部機器からの出力をここに接続します。又、Reflectのフィードバックが必要無い場合はこちらを信号の入力端子としても扱えます。その際はReflectノブはパッチされた入力信号のアッテネーターとしての役割を果たします。*注意:ディストーションやレゾナントフィルターでReflectを扱う時は、入力された信号が簡単にフィードバックしてしまう事があるので注意してください。Reflectノブでこのフィードバックは調整でき、こちらにパッチケーブルを差し込むと内部のフィードバック信号の経路は遮断されますが、Reflect Sendは引き続き有効になります。

22. Audio Output

フィードバック
LengthとReflectを12時の方向より高い位置に設定すると回路内で発振が起こります。アフターニースモジュールを発振させてCVでDragのパラメーターを操作すると、CVで操作できるオシレーターの様に使用できます。Modesの3から9では発振したフィードバックをVolt/Octaveのスケールをトラッキングさせる事が可能です。外部のCVを使用する場合、Dragノブは入力された信号からのオフセット設定になります。この部分の機能の性質上Dragのパラメーターは1.6Vから4.1Vまでの電圧にのみ対応します。0Vから1.6Vまでの電圧を使用の場合は、Dragノブを右に回し高めに設定する事によって、CVに反応するレンジを変更できます。

*注意:バイポーラーのCV出力を接続する場合は外部の機材を使用して電圧に上げアフターニースモジュールに入力する必要がある場合が有ります。

アフターニースモジュールは元々精度のある発振音を作る様には開発されておりません。発振音のピッチは基本的に入力された信号のピッチに従います。信号がフィードバックしている際、元の音はLength、Reflect、Dampenの設定によって様々なハーモニクスを持つ音に変化します。 LengthとReflectを上手く調整する事によって、制御不能なフィードバックになる直前の、サステインの長いフィードバックを得る事ができます。

幅: 16HP / 深さ: 31.75mm
消費電流: 95mA
スタンダード10pinユーロラックコネクター
Skiffケース対応 - コネクター含めて裏側のスペースは31.75mm以下
Inputノブで入力ゲインをコントロールでき、楽器の信号やモジュラーの信号まで様々な入力信号に対応
高品質でノイズの少ない電源の使用をお勧めします
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