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Made in New York

Ball Effectとは？
Balls Effectは完全ハンドメイドのギター、ベース用エフェクターで、そのどれをご覧いただいてもそのサウンドは最高のものとなっています。 Balls Effectの最大のコンセプトは、シンプルさを保つということです。これまでに歴史に刻まれてきた「良質なサウンド」はそのほとんどが古典的かつファンタスティックなサウンドを持つベーシックなエフェクターやアンプによって生み出されているのです。なぜそんなことを言うのかって？Balls Effectはこのことを念頭に構築されながらも、かつ現代世界において実用的な機能を保持しつつ、可能な限り古き良きサウンドの魅力を再現しようと考えているからなのです。いくつかの現代技術を盛り込んだ、オールドクラシックなこのエフェクターのサウンドに、ぜひ期待してください。

いったい誰が？
Balls Effectという名称はDr.トニー・ボールズのニックネームに由来します。私は長きに渡りエフェクターに対するこだわりを持ち続けてきました。この思いが結果として、自身の製品開発へと発展していき、私は現在に至るまで長きに渡りアンプやペダル、電子機器の制作を行ってきました。私はこれまでに数多くのツアーミュージシャンやスタジオミュージシャン等、国内外に関わらず多くの顧客に機材制作を行ってきました。




【Ballsmaster】

Ballsmasterはオリジナルのダラス製レンジマスターにいくつかの微調整を加えたレプリカモデルとなっています。

これまでに1960年代〜70年代のブリティッシュ・ロックのアルバムを聴いたことがある人であれば、その誰もが耳にしたことのあるサウンド、つまりレンジマスターは必ずそのギタートラックの一つに採用されているといっても過言ではありません。

当時のギタリストたちは、ダークなブリティッシュ・チューブ・アンプのサウンドをブライトにする手段を模索しており、そうした背景の中、Dallas ArbiterはRangemasterを開発したのでした。それはアンプのドライブを上げるブースターとしてのみでなく、高域を持ち上げるトレブル・ブースターとして非常に優秀なものだったのです。

これは低域よりも高域をブーストさせたサウンド、わかりやすく言えばサスティンの効いた素晴らしいソロサウンドだったのです。オリジナルはペダルではなく、小さなボックスでした。そしてその箱は彼らの使用しているアンプの上に常に置かれていました。RangemasterとVOX/AC30を組み合わせたダウン度を一言でいうなら、それはまさに“Brian May”サウンドそのものといっても過言ではありません。

そして新たに加えた微調整とはなんでしょうか？それは床置きタイプにし、かつオン/オフ用フットスイッチを増設したことです。さらに左に振るとオリジナルのRangemasterサウンド、右に振るとフル・ブーストおよびベース・ブーストが加わるマルチ・ポジション・レンジ・コントロールを追加しました。

この効果はOrangeアンプに搭載されているFACコントロール（Frequency Analyzing Control）と同様の効果と考えてもらうと判りやすいと思います。フルブースト時におけるアイオミ・サウンドはまさに至高の喜びといえるでしょう。

Ballsmasterは旧ソ連製のオールドストック(MП38A)トランジスタを惜しげもなく採用、さらにそれらすべてのゲイン幅、電流漏れを組み込み前に手作業にて選定を行っています。回路内のすべてのパーツには、ヴィシェイ/スプレイグ社のフィルム・コンデンサ、ヴィシェイ/BCの電解、シリコン、カーボン・フィルム抵抗、カーリング社製フットスイッチ、デイヴィス社のDaka-wareチキン・ハット・ノブのペア等、最高品質のものを惜しげもなく使用しています。また9V/DC（センターマイナス）ジャックを搭載しました。

幅：約8.3cm・長さ約15.4cm・厚み：約5cm　※ツマミ・ボタン等は含まれていません。

※アダプターはBOSS PSA-100Sが推奨です。